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 「第76回カンヌ国際映画祭」(5月16日~27日)コンペティション部門への正式出品が決定し、注目を集める映画『怪物』(6月2日公開)の完成披露試写会が8日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催された。舞台あいさつに登壇した是枝裕和監督は、同映画の音楽を担当し、3月28日に71歳で亡くなった世界的音楽家坂本龍一さんとのやりとりを明かし、「亡くなられたのは本当に残念ですけれども、最後にこういう形でご一緒できたことを誇りに思いますし、この作品には坂本さんの音楽が必要だった。できあがった作品を観て、誰よりも自分が強く感じています」と、坂本さんをしのんだ。

【動画】坂本龍一さんとのエピソードを語った是枝裕和監督

 同映画は、『万引き家族』などの是枝監督の最新作で、映画『花束みたいな恋をした』、ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』などの坂元裕二が脚本を手がけ、安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太、高畑充希、角田晃広、中村獅童、田中裕子に、坂本さんの音楽が加わり、まさに“怪物”級の才能の集結で話題を集めている。

 是枝監督は「撮影場所が諏訪(長野県)に決まって、夜の湖(諏訪湖)に、坂本龍一さんのピアノが響くといいな、と思って。撮影中も編集しながら坂本さんの曲を仮当てさせてもらって、撮影がすべて終わった段階で、編集して音楽を仮当てした映像と一緒に手紙を書いてオファーしました」と説明。自身の直感と強い希望があったという。

 「体調のことがあったので、あきらめる覚悟もしていたのですが、すぐに観ていただいて、全部を引き受ける体力はなかったけれど、音楽のイメージが浮かんだので、形にしてみますので、気に入ったら使ってくださいと、お手紙をいただきました」と、坂本さんから前向きな返事をもらったという。

坂本さんは、映画のために新たに2曲のピアノ曲を書き下ろし、さらに「これまでに発表した曲を使っていただいてかまいません、とおっしゃっていただいたので、新しいアルバム『12』の収録曲や仮当てしていた曲をそのまま使わせてもらいました。映画を観て作っていただいたんじゃないか、と思うくらい『12』からの曲も作品にマッチして、作品の中から聞こえてくる音として存在してくれている。本当に感謝しています」と、話していた。

坂本龍一さんへの感謝を語った是枝裕和 (C)ORICON NewS inc.

(出典 news.nicovideo.jp)

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(出典 eiga.com)

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「坂本龍一さんが音楽を担当してくださったことで、『怪物』はただの映画ではなく、現代芸術作品として世界中に認められました。私たち日本人として、坂本さんの存在を誇りに思います。本当にありがとうございます。」

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